猫の糖尿病性ケトアシドーシスは、急性の生命を脅かす疾患であり、早期の認識と対応が非常に重要です。飼い主の方が必ず知っておくべき核心情報をまとめました。



すぐに病院を受診すべきサイン
猫が激しい嘔吐を繰り返したり、息切れをしたり、眠そうに反応が鈍そうに見えたりする場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これはケトアシドーシスが進行しているサインです。



| 項目 | 主な症状 | 対処法 |
|---|---|---|
| 軽症 | 食欲低下、軽度の嘔吐 | 血糖測定、獣医師への相談 |
| 中等度 | 繰り返す嘔吐、眠気、無気力 | 直ちに病院を受診、血液・尿検査 |
| 重度 | 反応の低下・昏睡、重度の脱水 | 救急治療、入院が必要 |
症状が悪化すると生命の危険につながるため、早期の対処が重要です。
注意:インスリンの過剰投与は危険です
インスリンの注射量を誤って調整すると、血糖値が著しく低下して低血糖状態を引き起こす可能性があります。これはけいれんや意識喪失の原因となるため、決してご自身で判断して調整しないでください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2020
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Endocrinology, 2018