犬が前足を上げて特定の方向を指し示す「ポインティング」行動の意味と、健康上の異常を見分ける方法をご紹介します。

| 項目 | 代表的な犬種 | 特徴 |
|---|---|---|
| 非常に強い | イングリッシュ・ポインター、ビズラ、ジャーマン・ショートヘアード・ポインター | 猟犬として改良された犬種で、動きに敏感です |
| 普通 | ビーグル、コッカースパニエル、ラブラドール | におい追跡中にポインティング姿勢が一時的に出ます |
| ほとんどない | プードル、マルチーズ、チワワ | ポインティング時は痛み・不安の可能性を確認する必要があります |
非猟犬で急にポインティング姿勢が続く場合は整形外科の検診が必要です

このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
次のいずれかに該当する場合は、24時間以内に動物病院を受診してください。前足を上げている状態が10分以上続く、歩行時に跛行(ほこう)を示し体重をかけられない、足を触ると苦痛の声を上げたり噛みつこうとする、肉球や指が腫れて熱を帯びている、食欲が低下し活気がないなどの症状は危険信号です。前肢の跛行は肘関節形成不全、関節炎、異物混入など様々な原因が考えられるため、画像検査が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Overall KL, Manual of Clinical Behavioral Medicine for Dogs and Cats, Elsevier, 2013
[2] Serpell J, The Domestic Dog: Its Evolution, Behavior and Interactions with People, 2nd Ed, Cambridge University Press, 2016
[3] Fossum TW, Small Animal Surgery, 5th Ed, Elsevier, 2018 (근골격계 파행 챕터)