犬の睡眠中の呼吸数は、心臓と肺の機能を評価する重要な指標です。異常が生じた場合、早期発見が治療の鍵となります。



すぐに病院を受診する必要がある場合
犬が眠っている状態で、呼吸数が普段より急激に速くなったり、歯ぐき・舌や口の周りが青ざめたり(チアノーゼ)、倒れそうになったりする場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これらの症状は、深刻な心臓や肺の機能異常の兆候であり、重度の酸素不足や循環不全の前触れである可能性があります。呼吸困難のある犬は、短時間で急速に状態が悪化することがあるため、ためらわず迅速に対応することが、命を守る上で重要です。



品種別の注意点と再発予防
特定の犬種は呼吸器疾患のリスクが高いことがあります。例えば、ブルドッグのような短頭種は気道閉塞のリスクが高いため、睡眠中の呼吸数の変化に注意が必要です。また、体重管理は心臓や肺の機能を維持する上で重要な役割を果たすため、適切な体重管理が必要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hahn, G. (1990). Resonant frequency of the chest-lung system by analysis of the respiratory flow curve. Am. J. Vet. Res. 50 (7): 1106–1109.
[2] Advanced Monitoring for Small Animal Emergency and Critical Care, 2nd Ed. (2007). Chapter 15: Central Venous Pressure Monitoring.
[3] Canine and Feline Respiratory Medicine, 3rd Edition. (2010). Section on respiratory compromise and cardiac involvement.