犬の糖尿病は、インスリンの不足により血糖値の調節が困難になる内分泌疾患です。早期発見と継続的な管理が、生存率を高めるための鍵となります。



すぐに病院を受診する必要がある緊急のサインです。
犬が意識を失ったり、激しい嘔吐や下痢、呼吸困難、筋肉のけいれんが見られる場合は、糖尿病性ケトアシドーシスが疑われます。これは命に関わる緊急事態です。すぐに動物病院を受診するか、救急搬送を行ってください。



特定の品種は糖尿病の発症リスクが高いです。
一部の犬種では遺伝的な要因があり、糖尿病の発症リスクが比較的高いことが知られています。また、去勢・避妊手術を受けた高齢の犬や肥満がある場合、発症リスクがさらに高まる可能性があります。遺伝的要因の影響度は犬種によって異なるため、愛犬の犬種、年齢、体重などの個体特性に合わせた予防と管理計画を獣医師と相談して立てることが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me, 2023
[2] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed, 2021
[3] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2020