犬のシスチン尿石は、遺伝的要因により尿路にシスチン結晶ができる疾患で、痛みや排尿障害を引き起こす可能性があります。早期診断と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診する必要がある状況
犬が全くおしっこが出ない、あるいは排尿時に激しい苦痛の表情を見せる場合は、直ちに動物病院を受診してください。尿路閉塞は命に関わる緊急事態です。特に永続的な腎臓障害を引き起こす可能性があるため、迅速な対応が不可欠です。



特定の犬種はより注意が必要です。
イングリッシュ・ブルドッグ、ダックスフンド、チワワ、マスティフ、ニューファンドランド、バセット・ハウンドなどは、シスチン結石に対して遺伝的に脆弱です。これらの犬種の犬は比較的若い時期に発症する傾向があるため、早期の検診と予防的なケアが不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition. Wiley-Blackwell, 2022.
[2] Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Edition. Wiley-Blackwell, 2021.
[3] Urinalysis in the Dog and Cat, 2nd Edition. Elsevier, 2020.