犬の慢性腎臓病は、腎機能が徐々に低下していく進行性の疾患であり、早期発見と継続的な管理が寿命を左右します。症状や原因から、段階別の治療法と家庭でのケアのポイントまでをまとめました。


すぐに病院へ連れて行かなければならない危険なサイン
24時間以上水を一切飲まない、1日3回以上嘔吐を繰り返す、突然歩けなくなる、痙攣が起きるなどの症状が見られた場合は、尿毒症の急性危機である可能性があります。当日の緊急診療が必要です。


この品種の場合は、より早期に検査を受けることをお勧めします。
イングリッシュ・コッカー・スパニエル、ブルテリア、ダルメシアンでは遺伝性糸球体疾患が、シャペイでは腎アミロイドーシスが報告されています。シーズー、ラサ・アプソ、ゴールデン・レトリバーでは腎形成異常が、バセンジーではファンコニー症候群との関連が指摘されています。これらの犬種を飼われている場合は、比較的年齢が若いうちから定期的に尿タンパク検査を受けて腎臓の状態を確認することをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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