猫が塩や塩分の高い食べ物を食べた際に現れる中毒症状、すぐに取るべき応急処置、病院での治療の流れまで、獣医学の専門的なアドバイスに基づいてまとめました。


この症状の場合は、今すぐ救急動物病院へお越しください。
発作が始まった場合、意識がもうろうとして刺激に反応しない場合、あるいは筋肉の痙攣が止まらない場合は、直ちに24時間対応の動物病院の救急外来へ搬送してください。この段階は血液中のナトリウム濃度が非常に高く、脳に影響を及ぼしている可能性のある重篤な神経症状であり、治療を早期に開始するほど予後が良くなります。搬送中は、無理に水を飲ませたり嘔吐を誘発したりしないでください。ナトリウム濃度を急激に低下させると、水分が脳へ移動して脳浮腫を引き起こすおそれがあるため、輸液速度の調節が可能な病院で適切に矯正する必要があります。


塩中毒を予防するための生活習慣4つ
① 人間の食べ物は絶対に与えないこと — 干物、醤油、塩辛、ラーメンの汁などは猫には禁忌です。② 食卓や調理台に食べ物を放置しないこと。③ 猫専用フードと獣医師が認めたおやつのみを与えること。④ 手作りおやつを作る際は、必ず無塩であることを確認してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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