妊娠中や授乳中の猫の寄生虫感染症は、母猫と猫の両方に重大なリスクをもたらす可能性があります。定期的な検査と安全な治療が不可欠です。



すぐに病院を受診する必要がある緊急のサイン
猫に激しい下痢、嘔吐、呼吸困難、意識低下、発作、または血便が見られた場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは寄生虫感染症が深刻な状態に進行していることを示しており、命に関わる可能性があります。特に授乳中の猫の場合は、母乳を通じて猫にも影響が及ぶ可能性があるため、迅速な対応が不可欠です。



妊娠・授乳期の猫における寄生虫管理の注意点
妊娠中の猫には、一部の寄生虫薬が胎児に有害な影響を及ぼす可能性があります。獣医師の指示なしに薬を投与せず、薬物投与後に嘔吐、下痢、元気の低下などの異常な反応が見られた場合は、直ちに病院へお越しください。また、授乳中の猫には母乳を通じて薬物が移行する可能性があるため、必ず安全性が確認された薬のみを使用してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2023
[2] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, 2022
[3] A Professional’s Guide to Feline Behaviour, 2021