犬の糖尿病性白内障は、糖尿病によって眼球の水晶体が濁ってしまう疾患で、視力を急速に失う可能性があります。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な症状
犬が急に視力が低下したり、目が赤く腫れて痛みを示す場合は、腫れた水晶体が炎症(ぶどう膜炎)や緑内障を引き起こしている可能性があります。水晶体がさらに腫れると破裂するリスクもあるため、早期の白内障手術が必要になることもあり得ます。そのため、すぐに動物病院を受診してください。



糖尿病の犬の注意点
糖尿病を患っている犬は、糖尿病性白内障を発症する確率が非常に高く、診断から12~16ヶ月以内に白内障が生じるのが一般的です。毛色や品種に関係なく、糖尿病がある犬はすべてリスクがあるため、血糖値の管理と定期的な眼科検診が不可欠です。白内障が確認された場合は、できるだけ早く眼科専門医への紹介を受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2020
[3] Veterinary Ophthalmology, 5th Edition, 2021