猫がカタツムリ駆除薬(メタルデヒド)を摂取すると、食べた後1~2時間以内に痙攣や高体温などの神経毒性症状が現れることがあります。症状の有無にかかわらず、摂取が疑われる場合は直ちに救急動物病院へ搬送してください。


この症状が見られた場合は、すぐに動物病院の救急外来を受診してください。
カタツムリ駆除剤の摂取を目撃した場合、あるいは痙攣、意識消失、40℃以上の高体温が確認された場合は、一刻も猶予せず直ちに救急動物病院へ搬送してください。自宅で嘔吐を誘発すると、痙攣中に気道が閉塞する危険があるため避けてください。摂取量が少なく見えても決して安心せず、必ず薬剤の包装を病院へ持参してください。


このような場合も必ず確認してみてください。
室内飼いの猫でも、ベランダの植木鉢や室内の庭で使われているカタツムリ駆除薬に接触する可能性があります。雨が降った後には、顆粒が土と混ざって目に見えなくても危険です。駆除薬が付着したカタツムリやナメクジを猫が捕食することで、メタアルデヒドに暴露される経路もあるため注意が必要です。また、一度中毒を経験した猫は、回復して数日後でも肝臓や腎臓の数値が悪化することがあるため、退院後もしばらく追跡観察を行いながら再暴露を徹底的に防ぐことが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[3] Plumb, D.C., Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed, Wiley-Blackwell, 2023
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