猫の肝臓疾患は、肝機能の低下により凝固因子が不足し、出血のリスクが高まる状態です。早期発見と適切な管理が不可欠です。



すぐに病院を受診する必要がある緊急時
猫が突然出血したり、ひどいあざができたり、血便や鼻血が繰り返される場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。これは凝固異常が深刻化していることを意味し、命に関わる可能性があります。獣医師による迅速な評価と治療が不可欠です。



特定の品種と年齢における注意点
特定の品種が肝臓疾患により脆弱であるとは一概には言えませんが、すべての猫において数日間の食欲不振は脂肪肝(肝リピドーシス)のリスク要因となり得るため、注意が必要です。食欲低下や黄疸・出血の兆候が見られる場合は、定期検診と併せて早期の評価を受けることが早期発見につながります。検診の間隔は、猫の年齢や健康状態に合わせて獣医師と相談して決定するのが良いでしょう。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Braun, J.P. et al. (2020) Fundamentals of Veterinary Clinical Pathology, 3rd Edition. Wiley-Blackwell.
[2] Lloyd, D.H. et al. (2018) Notes on Canine and Feline Internal Medicine, 4th Edition. Elsevier.
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. (2021). British Small Animal Veterinary Association.