犬の角膜色素沈着症は、目に黒色または茶色の斑点ができる疾患で、遺伝的要因と年齢が主な原因です。早期発見と定期的な検診が重要です。



視力が著しく低下したり、目が充血している場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
色素沈着が急速に進行したり、角膜が充血して新生血管が見られたり、視力が低下するなどの症状が現れた場合は、すぐに獣医師にご相談ください。色素沈着が緑内障(色素性緑内障)や角膜炎などの他の疾患を併発している可能性があるためです。緑内障は眼圧が上昇するため、早期診断と眼圧の評価は視力維持にとって非常に重要です。



ケアネン・テリア、シャーペイ、コッカー・スパニエルは遺伝的なリスクが高いため、注意が必要です。
パグのような短頭種では、目が完全に閉じない露出性の眼構造などにより、角膜の色素沈着がしばしば報告されています。このような品種の犬を飼われている場合は、定期的な眼科検診で進行状況を把握しておくことがおすすめです。色素沈着は複数の要因が関与するため、治療よりも刺激要因の管理と早期発見が最も重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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