猫の口臭は、口腔疾患をはじめとする全身疾患の初期サインである可能性があります。正確な原因の特定と早期のケアが重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な場合
口臭が急激に強くなったり、食欲がなくなったり、嘔吐や下痢を伴う場合は、すぐに獣医師にご相談ください。これは糖尿病、腎機能低下、肝疾患などの深刻な全身疾患の兆候である可能性があります。



猫の品種別注意点と再発予防
ペルシャやブリティッシュショートヘアなど、顔が扁平な猫の品種は、歯が密集しやすいため、歯石や歯周病が起きやすく、その結果、口臭がより強くなることがあります。自宅で継続的に口腔ケアを行うことで、歯肉炎などの問題を予防したり、改善したりできるため、これらの品種には特に定期的な口腔チェックと日常的な歯のケアが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Ettinger, S.J., Feldman, E.C., & Côté, E. (2017). Textbook of Veterinary Internal Medicine: Diseases of the Dog and the Cat. 8th ed. Elsevier.
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. (2020). Blackwell Publishing.
[3] American Veterinary Medical Association. (2021). Feline Dental Disease: Diagnosis and Management. AVMA Guidelines.