猫の慢性歯肉口内炎は、口腔内に広範囲にわたって重度の炎症が起きる疾患で、痛みや食欲低下を引き起こします。早期の診断と継続的な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な症状
猫が24時間以上餌を食べない、よだれが異常に多い、口を触ると激しく反応する場合は、すぐに獣医師にご相談ください。これは深刻な痛みや感染の拡大を示す兆候です。治療が遅れると、歯の喪失や全身への感染につながる可能性があります。



再発の予防と品種別の注意点
猫の慢性歯肉口内炎は再発しやすい傾向があります。特にバーミーズ、シャム、メインクーンなどの特定の純血種では遺伝的な要因が関与している可能性があります。獣医師と連携して長期的な管理計画を立て、定期的な口腔内検査を受けることが大切です。抜歯後も、3~4ヶ月ごとに専門的な口腔ケアと検査を併せて受けることをお勧めします。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2021
[2] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2018
[3] Feline Oral Diseases: A Comprehensive Guide, 2020