猫の白内障は、目の水晶体が濁って視力が低下する疾患で、老化、糖尿病、外傷などが原因となります。早期に発見すれば、進行を遅らせることができます。



すぐに動物病院を受診する必要があるサイン
猫が急に目をこすったり、涙がひどく出たり、目が赤く腫れてきたり、視力が急激に低下して餌を見つけられなくなったりする場合は、すぐに獣医師の診察を受けてください。これは白内障だけでなく、目の感染症、外傷、眼科の急性疾患の可能性もあります。



品種別の注意点と再発予防
ベンガル、バーマン、ヒマラヤン、ロシアンブルー、ブリティッシュショートヘア、ペルシャといった一部の猫の品種では、遺伝性白内障が比較的よく報告されています。ただし、猫は犬に比べて遺伝性白内障を発症するケースは少ない傾向にあります。糖尿病を患っている猫は水晶体が急速に濁る可能性があるため、より注意が必要です。定期的な眼科検診と血糖値の管理が重要であり、手術後も感染を防ぐために環境を清潔に保つことが大切です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Miller WH, Griffin CE, and Campbell KL (2013). Muller & Kirk’s Small Animal Dermatology, 7th edn. Elsevier, St. Louis.
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