犬の腫瘍に対する栄養サポートは、がんを患う犬の体重維持と免疫力強化のための重要なケア方法です。適切な栄養摂取は治療効果を高め、生活の質を改善します。



体重が5%以上減った場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
犬に明らかな原因がないのに体重が継続的に減少している場合、がんに関連する悪液質(カクシックス)が進行している兆候である可能性があります。悪液質は積極的な治療への耐性を低下させ、生存期間とも関連するため、栄養サポートが遅れないようにすることが重要です。原因不明の体重減少が見られた場合は、速やかに獣医師に相談し、患者の状態に合わせた栄養補給や特殊な食事の使用などを一緒に決めていきましょう。



栄養補助剤の過剰摂取は副作用を引き起こす可能性があります。
特別な栄養剤や抗酸化剤は、獣医師の指示なしに高用量で服用すると、かえって抗がん治療の効果を低下させる可能性があります。実際、多くのがん治療機関では、治療効果を最大化するために、治療中の高用量抗酸化剤の摂取を避けるよう推奨しています。ビタミンEやセレンなどの抗酸化成分、オメガ-3は、必ず獣医師が患犬の体重や状態に合わせて種類と用量を決定する必要があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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