猫の細菌性膀胱炎は、膀胱に細菌が侵入して炎症が起きる疾患で、排尿困難、血尿、頻尿などの症状が現れます。早期発見と適切な治療が重要です。



直ちに動物病院を受診すべき場合
猫が全く尿を出せない場合や、トイレに行っても尿が出ない場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは尿路閉塞を引き起こす可能性があり、命に関わる事態になることがあります。特にオスの猫は尿路閉塞のリスクが高いので注意が必要です。



再発の予防と品種ごとの注意点
特定の品種や生活環境が下部尿路疾患の再発リスクを高めることがあります。よく知られているリスク要因としては、ストレス、肥満、多頭飼育、室内飼育、運動不足などが挙げられます。これらは特発性膀胱炎(FIC)において特に明確に整理されている要因ですが、膀胱の健康維持全般においても重要です。品種別では、アビシニアンなどが細菌性尿路感染症のリスク品種として報告されることもあります。したがって、猫の体重と精神的な状態を継続的に管理することが、再発予防に役立ちます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Elsevier, 2019
[2] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, Wiley-Blackwell, 2021
[3] Veterinary Internal Medicine: A Textbook of Small Animal Medicine, 8th Edition, Elsevier, 2020