犬・猫のアルコール中毒の原因、症状、応急処置、病院での治療、予防法までを、獣医学の専門チームがまとめたガイドです。


すぐに病院へ連れて行かなければならない場合
以下の症状が一つでも見られた場合は、一刻も早く動物病院の救急外来へお越しください。 - 呼びかけても反応がない、または意識がもうろうとしている - 呼吸が目立って遅くなっている、あるいは非常に浅くなっている - けいれんや発作が起きている - 体が著しく冷たく、ぐったりしている 搬送中は、嘔吐物による窒息を防ぐため、頭を横向きにしてあげてください。


アルコール中毒の予防ガイドライン
アルコール中毒は、予防が最も確実な治療法です。 - 飲みの席の後、残ったグラスやボトル、床にこぼれたお酒は必ず片付けてください。 - 発酵中の生地(パンやピザなど)は、ペットが届かない場所に保管してください。 - 手指消毒剤、香水、マウスウォッシュなどエタノールを含む製品は、安全な場所に置いてください。 - 犬も猫もアルコール中毒になる可能性があります。体格が小さいほど、少量でも危険になることがあります。 - 祝日や集まりなど、食べ物が多い日には特に注意が必要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Hovda LR et al., Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion: Small Animal Toxicology, 3rd Edition
[2] Schaer M, Gaschen F., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition
[3] Plumb DC., Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Edition
[4] Drobatz KJ et al., Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Edition