ペルシャは鼻が短い短頭種のため、呼吸困難や涙やけが起きやすい傾向があります。日常生活で特に気をつけて行いたいケアのポイントをご紹介します。


このような呼吸状態の場合は、すぐに動物病院へお越しください。
次のような症状が見られた場合は、真夜中でも24時間対応の動物病院へ直行してください。猫は呼吸困難でも外見上は我慢しがちで、ある瞬間に急激に悪化するため、迷うと危険です。 • 口を開けてハアハアと呼吸している — 猫の場合、それ自体が緊急のサインです • 歯ぐきや舌が紫色や青色に変色している(チアノーゼ) • 突然倒れる、または意識が不明瞭になる • 呼吸時にヒューヒューや笛のような音が大きく鳴る • 暑い環境にさらされた後、呼吸が荒くなり、回復しない

ペルシャ猫の飼い主さんが必ず知っておきたい環境管理のポイント
短頭種の猫は、暑さ・湿度・ストレスに非常に弱いです。以下は、ペルシャの飼い主様にとって特に重要な日常の注意点です。 • 夏場は室内温度を24〜26℃に保ち、昼間の外出や移動は避けてください。 • キャリーケースの中で口を開けてハアハアと息をしている場合は、すぐに休ませてあげてください。 • 香りのするキャンドル、ディフューザー、強い芳香剤の使用は控えてください(気道を刺激します)。 • 埃の少ない無香料・低粉塵の猫砂を使用してください。 • 定期的な健康診断では、心臓エコー検査と腎臓エコー検査を併せて受けてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Esson DW, Calvarese S (Eds.), Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Edition, Wiley-Blackwell, 2022
[2] Schenck PA, Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Edition, Wiley-Blackwell
[3] Gelatt KN et al., Veterinary Ophthalmology Vol. 2, Wiley-Blackwell, 2013
[4] Schmidt-Nielsen K, Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition