ダックスフンドは、短毛・長毛・ワイヤーヘアの3つの毛質によってグルーミング方法が全く異なります。毛質別のブラッシング頻度、シャンプーの間隔、トリミングのポイントを一括でまとめました。

| 項目 | 短毛 | 長毛 | ワイヤー |
|---|---|---|---|
| ブラッシング周期 | 週1~2回 | 週3~4回 | 週2~3回 |
| シャンプー周期 | 4~6週 | 3~4週 | 4~6週 |
| 主な道具 | ラバーブラシ・セーム革グローブ | ピンブラシ・コーム | スリッカー・ストリッピングナイフ |
| トリミングの要否 | ほとんど不要 | 足先・尻尾の手入れ | ストリッピング(2~3か月) |
| もつれのリスク | 低い | 高い | 中程度 |
| 抜け毛 | 多い(細毛) | 中程度 | 少ない |
個体差があるので、うちの子の皮膚・被毛の状態を見ながら調節してください


ダックスフンドのグルーミングで絶対に忘れてはいけない部位
ダックスフンドは、垂れ耳・短い脚・長い胴体という身体的特徴から、毛質に関わらず特に注意が必要な部位が共通してあります。 - 耳: 垂れ耳の内部は換気が悪く、外耳炎のリスクが高まります。週に1〜2回、耳用洗浄剤で拭いてあげてください。 - 爪: 脚が短いため爪の摩耗が少なく、成長が早いです。2〜3週間ごとにチェックしましょう。 - 肛門腺: 4〜6週間ごとに絞り出すか、トリミングサロンで点検を受けてください。 - 腹部・わき: 胴体が長いため摩擦を受けやすい部位です。ブラッシングの際には念入りに確認しましょう。 特に耳のケアを怠ると慢性外耳炎に発展する恐れがあるため、十分にご注意ください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Hnilica KA, Patterson AP, Small Animal Dermatology: A Color Atlas and Therapeutic Guide, 4th Ed
[2] Miller WH, Griffin CE, Campbell KL, Muller and Kirk's Small Animal Dermatology, 7th Ed
[3] Ettinger SJ, Feldman EC, Textbook of Veterinary Internal Medicine, 8th Ed - Dermatology Chapter