愛犬や愛猫の安楽死を検討すべき時期、手続き、費用、そして飼い主の方が準備すべきことについて、獣医学的な根拠に基づいてご案内します。

| 評価項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 痛み | 鎮痛剤で痛みが十分にコントロールされていますか? |
| 食欲 | 自分で食べ物を食べることができますか? |
| 水分摂取 | 水を飲んだり、水分を維持したりしていますか? |
| 衛生 | 排泄(排便・排尿)をコントロールできますか? |
| 幸福感 | 好きな活動に反応しますか? |
| 移動性 | 助けなしで動けますか? |
| 良い日 vs 悪い日 | 良い日より悪い日の方が増えましたか? |

安楽死の決定前に必ず確認してください
安楽死は取り返しのつかない決断です。必ず担当の獣医師と十分に相談した上で決めてください。現在の治療以外に選択肢がないか、緩和ケアで生活の質を維持できるか、まず確認することが重要です。一人の獣医師の意見だけで不安な場合は、他の病院でセカンドオピニオンを受けるのもよい方法です。


虹の橋を渡った子へ
安楽死を決断されたということは、最後までお子様の苦しみを無視しなかったということです。お子様は、最後までの間、愛されていると感じていたはずです。その選択を自分自身で責めないでください。飼い主さんがそばにいてくださったことだけで、お子様にとって最大の慰めだったはずです。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Underwood W, Anthony R. AVMA Guidelines for the Euthanasia of Animals: 2020 Edition. American Veterinary Medical Association, 2020.
[2] Plumb DC. Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Edition. Wiley-Blackwell, 2018.
[3] Kollias NS, Hess WJ, Johnson CL, Murphy M, Golab G. Literature review on current practices, knowledge, and viewpoints on pentobarbital euthanasia performed by veterinarians. J Am Vet Med Assoc, 2023; 261(5):733-8.
[4] Ko J. Small Animal Anesthesia and Pain Management: A Color Handbook, 3rd Edition. CRC Press, 2018.