愛玩動物と長距離の車移動をする際、1時間・3時間・8時間ごとに必要な安全ルールと準備物、そして乗り物酔い・脱水・ストレスの管理法をまとめました。

| 項目 | 1時間以内 | 3時間以内 | 8時間以上 |
|---|---|---|---|
| キャリーケース/シートベルト固定 | True | True | True |
| 水・おやつの準備 | False | True | True |
| 途中休憩(排泄・ストレッチ) | 任意 | 1回推奨 | 2回以上必須 |
| 毛布・おもちゃ | 任意 | True | True |
| ペットシーツ・ウェットティッシュ | 任意 | True | True |
| 体温・呼吸チェック | 任意 | True | 必須 |
| 宿泊先・動物病院の位置確認 | False | False | True |
体調の悪いペット・老犬・短頭種は一段階上の基準で準備してください

車内にペットを一人きりに絶対に放置しないでください。
夏場、車内の温度は外気が24℃(75°F)ほどと涼しい日でも、20分も経たないうちに48℃(120°F)を超えることがあります。窓を少し開けておいても、温度はすぐに上昇します。サービスエリアなどで一時的に停車する際も、必ずペットを車から降ろすか、エアコンをつけたまま保護者が一人残る必要があります。特に短頭種(ブルドッグ・ペルシャ)や大型犬、肥満動物は、換気が不十分な車内で熱中症が非常に急速に進行するため、わずかな放置でも危険です。

猫の場合は、準備をより繊細に行う必要があります。
猫は新しい環境に非常に敏感です。キャリーケースには布をかけて暗くし、出発の数日前からリビングに置いて慣れさせましょう。キャリーケースの中にフェロモンスプレーを吹きかけると、ストレス軽減に役立ちます。過呼吸、よだれ、嘔吐が30分以上続く場合は、すぐに車を停めて獣医師に連絡してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Puustjärvi K. et al., Long-distance running alters bone anthropometry, elemental composition and mineral density of young dogs, Scand. J., 1995
[2] Blackwell's Five-Minute Veterinary Consult Clinical Companion, Small Animal Toxicology, 3rd Edition
[3] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition