猫の副甲状腺機能低下症は、カルシウム調節の障害によりけいれんや脱力などが現れる内分泌疾患です。飼い主さんが知っておくべき重要な情報をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が突然痙攣を起こしたり、発作のように震えたり、動けない状態が持続したりする場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。血液中のカルシウムが著しく低下してこのような症状が現れると、命に関わる緊急事態となるため、静脈内からカルシウムを投与するなど、迅速な治療が必要です。緊急事態ですので、飼い主さんは直ちに獣医師に連絡し、できるだけ早く病院へ向かってください。



| 項目 | 投与方法 | 利点 | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| カルシウムシロップ | 液状 | 投与が簡単 | 用量調整が容易 |
| カルシウム錠剤 | 経口 | 長期保存が可能 | 食べさせにくい場合がある |
| ビタミンD製剤 | 錠剤または液状 | 吸収を促進 | 過剰摂取時に中毒のリスク |
獣医師が体重と血液値に応じて適切な製剤を選択します。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Peterson ME, et al. (2005). Feline Hypoparathyroidism: Clinical Features and Management. Journal of Feline Medicine and Surgery, 7(3), 189–196.
[2] Lloyd DH, et al. (2010). Parathyroid hormone deficiency in cats: A retrospective study of 28 cases. Veterinary Record, 166(15), 456–460.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 8th Edition. (2017). Wiley-Blackwell. Calcium supplementation and monitoring in hypoparathyroid cats.