犬への心臓ペースメーカー挿入は、心拍数が極端に遅く生命に危険が及ぶ場合に実施される手術です。飼い主の方が必ず知っておくべき重要な情報をまとめました。




このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
手術後にふらつきや呼吸困難、心拍数の増加または減少が見られた場合は、すぐに病院にご連絡ください。これは機器の故障や心臓の異常を示すサインである可能性があります。

| 項目 | 手術前 | 手術後 |
|---|---|---|
| 心拍数 | 20〜60回/分(徐脈) | 約60〜70回/分程度 |
| 活動能力 | 失神、無気力 | 正常な活動が可能 |
| 生命の危険 | 高い(失神・突然死のリスク) | 低い(予後良好) |
| 定期点検の必要性 | なし | 定期的に必要 |
ペースメーカーがうまく定着すれば、生活の質と予後が大きく向上します。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Zoll, P.M. (1952). Resuscitation of the heart in ventricular standstill by external electric stimulation. N. Engl. J. Med. 247: 768–771.
[2] DeFrancesco, T.C., Hansen, B.D., Atkins, C.E. et al. (2003). Noninvasive transthoracic temporary cardiac pacing in dogs. J. Vet. Intern. Med. 17: 663–667.
[3] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed. (2020). Chapter on Pacemaker Therapy in Canine Arrhythmias.