犬の血尿は、単なる症状ではなく、深刻な疾患のサインである可能性があります。飼い主さんが必ず知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
犬が尿を出せない、あるいは出そうと努めても出ない場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは尿路閉塞による緊急事態の可能性があります。特にオスの犬は尿道が細いため、結石による尿道閉塞を起こしやすく危険性が高く、閉塞が持続すると腎機能が損なわれるおそれがあるため、一刻も早く治療を受ける必要があります。



| 項目 | 主な症状 | 治療方法 | 緊急性の有無 |
|---|---|---|---|
| 尿路感染 | 排尿回数の増加、排尿時の痛み | 抗生物質の投与(原因菌を確認後に決定) | はい |
| 結石 | 尿に血が混じる、排尿時の痛み、腹部の痛み | 食事管理、手術 | はい |
| 免疫介在性出血性疾患 | 血尿、全身の出血症状(例:皮膚出血、口腔出血) | 免疫抑制剤、適切な原因治療 | 中程度 |
| がん | 血尿、体重減少、食欲低下 | 手術、化学療法 | はい |
緊急性の有無とは、すぐに病院を受診する必要があるかどうかを意味します。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2023
[2] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, 2022
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed, 2023