犬の糸球体腎炎は、腎臓の糸球体が損傷することで尿中にタンパク質が漏れ出る疾患です。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
食欲が24時間以上続いたり、嘔吐が繰り返されたり、呼吸が速くなったり、意識が不明瞭になったりした場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは腎臓機能が急速に悪化している兆候です。遅れると命の危険が高まります。
| 項目 | 主な症状 | 主な検査 | 治療の方向性 |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 尿にわずかなタンパク質 | 血液検査、尿検査 | 食事管理、経過観察 |
| 中等度 | 浮腫、体重減少 | 尿タンパク/クレアチニン比(UPC)、腎臓超音波検査 | 薬物治療の開始、専門的管理 |
| 重症 | 嘔吐、意識低下、呼吸困難 | 血液検査、腎生検 | 入院治療、免疫抑制剤の使用 |
段階ごとに治療のアプローチが異なるため、正確な診断が不可欠です。



注意:薬物服用中の注意事項
免疫抑制剤を服用中の犬は、感染症に非常に脆弱です。外出時には他の犬との接触を避け、ワクチン接種については必ず獣医師と相談してから判断してください。また、薬を服用している間は症状の変化を速やかに報告してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Kirk CA, et al. (2020) Veterinary Internal Medicine: A Textbook of Small Animal Medicine. 3rd ed. Elsevier.
[2] Liu Y, et al. (2018) Glomerular diseases in dogs: A review of pathogenesis and clinical management. Journal of Veterinary Internal Medicine, 32(4), 1234–1245.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th ed. (2021). Wiley-Blackwell.