食物アレルギーのある子犬に合ったドッグフードの選び方をまとめました。加水分解タンパク質、新規タンパク質、限定原材料ドッグフードの違いや、除去食の進め方についてもご紹介します。

| タイプ | 原理 | 代表的な原材料 | 推奨される状況 |
|---|---|---|---|
| 加水分解タンパク質 | タンパク質を非常に小さく分解 | 加水分解鶏肉、大豆 | 原因が不明な場合の最初の試み |
| 新規タンパク質 | 初めて接するタンパク質を使用 | 鹿肉、カンガルー肉、ワニ肉 | 既存のタンパク質に反応する場合 |
| 限定原材料 | 原材料の数を最小限に抑える | 単一タンパク質+単一炭水化物 | 原因が特定された後の維持食 |

除去食餌療法は必ず8~12週間継続する必要があります。
排除食療の核心は、最低でも4〜6週間、選んだドッグフードと水のみを与えることにあります。4〜6週間後に再評価した際に改善が不十分な場合は、8〜12週間まで延長することも多いです。この期間中は、おやつ、人間の食べ物、風味付きの薬などもすべて中止する必要があります。途中で他の食べ物が混入すると、最初からやり直しになるため、家族全員で協力することが非常に重要です。排除食療は必ず獣医師と相談した上で実施してください。


おやつや栄養補助食品も必ず確認してください。
除去食(排除食)の期間中に、おやつや栄養補助食品にアレルゲンとなる原料が含まれていると、食事管理の効果が失われてしまいます。デンタルガムや関節ケアサプリメント、腸内環境を整える補助食品などにも、鶏肉や牛肉の成分が含まれていることが少なくありません。除去食の期間中は、獣医師の許可を得たおやつのみを与え、現在使用中のサプリメントの成分表も必ず獣医師に確認してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed. Fascetti AJ, Delaney SJ. Chapter 8: Commercial and Home-Prepared Diets.
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[5] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. Schaer M. Chapter 25: Nutritional Support.