犬が排尿時に苦しそうにしたり、何度も試しても尿が出にくい場合は、排尿困難(ストレイヌリア)の可能性があります。飼い主さんが知っておくべき原因、症状、対処法をまとめました。



すぐに病院を受診する必要があるサイン
犬が尿を排泄できない場合や、排尿時に苦痛の声を上げて辛そうにしている場合は、直ちに動物病院へ連れて行ってください。これは尿路閉塞のリスクが高い兆候です。迅速な診断と治療が、命を救うために極めて重要です。



| 項目 | 症状の程度 | 主なサイン | 対処方法 |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 頻繁に排尿しようとする、尿量が少ない | 軽い不安、つらそうにする | 水を十分に飲ませ、できるだけ早く獣医師に相談します |
| 中等度 | 排尿時に痛がる、尿が出ない | お腹が膨らむ、つらそうにする | すぐに病院を受診し、検査を行う |
| 重症 | 尿が出ない、嘔吐 | 無気力、お腹が硬い | 救急外来を受診し、緊急処置を検討 |
症状がひどくなるほど治療の緊急性が高まります。素早い判断が重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Warman, S. (2023). The dog with signs of cystitis or haematuria. In 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, 3rd ed. Wiley-Blackwell.
[2] Feldman, E. C., & Nelson, R. W. (2022). Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th ed. Elsevier.
[3] Weisse, C. S., et al. (2006). Urethral stents in dogs with urethral obstruction. Veterinary Surgery, 35(6), 567–573.