犬の短頭種気道症候群(BOAS)は、短頭種の犬に多く見られる呼吸器の疾患です。飼い主さんが知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。




| 項目 | 主な症状 | 対処法 | 病院受診の時期 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 呼吸時の音がやや大きい | 散歩後の休息が必要、環境調整 | 環境調整、体重管理および定期検診 |
| 中等度 | 持続的なあえぎ、散歩中の停止 | 獣医師への相談、呼吸トレーニング、体重管理 | 定期検診、生活習慣の改善および早期観察 |
| 重度 | 安静時の呼吸困難、開口呼吸、チアノーゼ | 手術の検討、即時の治療が必要、酸素供給 | 直ちに病院を受診、応急対処 |
症状が悪化すると手術が必要になる場合があります。早期の介入が重要です。

すぐに病院を受診する必要があるサイン
犬が口を開けてハァハァと息切れをしたり、唇や舌が青紫色になったり、倒れそうになる状態が持続する場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは命に関わる可能性があります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Rancan et al. (2013) Canine and Feline Respiratory Medicine, 3rd Edition. Elsevier.
[2] Bannasch et al. (2010) Brachycephalic Obstructive Airway Syndrome: A Congenital and Heritable Disorder in Dogs. Journal of Veterinary Internal Medicine.
[3] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed. (2022). Wiley-Blackwell.