猫の去勢・避妊手術は、乳腺腫瘍の発生リスクを大幅に低下させる効果があります。飼い主の方が知っておくべき重要な情報をまとめました。



| 項目 | 乳腺腫瘍の予防効果 | 推奨の可否 |
|---|---|---|
| 早い時期(若齢)の避妊・去勢 | 相対的に大きい | 推奨 |
| 時期が遅くなった避妊・去勢 | 相対的に低下する | 獣医師に相談 |
| 繁殖ホルモンへの曝露が長くなった場合 | 予防効果は限定的 | 獣医師に相談 |
乳腺腫瘍の予防効果は避妊・去勢の時期と関連していることが知られており、一般的にはホルモンにさらされる前の早い時期の避妊・去勢のほうが効果的です。具体的な時期ごとの数値は資料によって差があるため、獣医師と相談して決定してください。

去勢手術後に異常な症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
術後24時間以内に発熱、手術部位の腫脹、出血、食欲不振、ショック症状などが現れた場合は、直ちに病院にご連絡ください。これらは感染症や合併症の兆候である可能性があります。また、術後1週間以内には必ず獣医師による再診が必要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] Handbook on Field Veterinary Surgery, Ch19: Ovariohysterectomy in Canines and Felines, 2018
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2021