犬用の経口予防薬(イソオキサゾリン系)は、ハエ、マダニ、ノミを効果的に予防するお薬です。飼い主さんが必ず知っておきたい重要な情報をまとめました。



| 項目 | 効果持続期間 | 主な対象寄生虫 | 投与頻度 |
|---|---|---|---|
| フルララネル | 約3か月 | ノミ、マダニ、皮膚寄生虫(ニキビダニ・ヒゼンダニ) | 1回/約3か月 |
| ロチラネル | 約30日 | ノミ、マダニ、皮膚寄生虫 | 1回/約1か月 |
| サロラネル | 約11~12日 | ノミ、マダニ、皮膚寄生虫 | 獣医師の指示に従って |
すべての製品は獣医師の処方に従って使用する必要があります。投与時期と方法は製品ごとに異なる場合がありますので、成分とラベルの指示を必ずご確認ください。

すぐに動物病院を受診する必要がある場合
犬が薬を服用した後、けいれん、激しい震え、運動失調(ふらつき)、繰り返す嘔吐、強い無気力などの神経症状を示した場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。多くの症状は24時間以内に回復しますが、症状が重い場合や持続する場合は深刻な副作用の可能性があるため、迅速な対応が重要です。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] BSAVA. (2020). BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. BSAVA Publications.
[2] Herron, M.E. et al. (2016). Better Living Through Chemistry: Utilizing Chemical Restraint to Aid in Low Stress Handling. AVMA Convention.
[3] Principles and Practices of Canine and Feline Clinical Parasitic Diseases. (2018). Wiley-Blackwell.