猫の肺動脈狭窄は、心臓弁膜の異常により肺への血流が制限される疾患です。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が突然激しくハァハァと息を切らしたり、倒れたりした場合は、心機能が急激に低下している兆候である可能性がありますので、直ちに動物病院を受診してください。肺動脈狭窄のある猫は、普段は症状がなくても重症化するとうっ血性心不全を発症することがあります。特に運動後に激しい呼吸困難が見られたり、活動性が急激に低下したりした場合は、必ず診察を受けてください。



| 項目 | 症状の程度 | 主な症状 | 推奨される対処 | 獣医師受診の周期 |
|---|---|---|---|---|
| 軽症 | 無症状、または聴診時に心雑音のみ聞こえる | 定期的な観察 | 特別な活動制限なし | 6か月ごと |
| 中等度 | 運動後の呼吸困難、疲れやすい | 薬物治療の開始を検討 | 無理な活動を控え、ストレスを最小限に | 3か月ごと |
| 重症 | 安静時にも呼吸困難、倒れる | バルーン弁形成術などの処置または緊急治療が必要 | 完全な安静、病院入院の可能性 | 毎月または必要時 |
症状が悪化した場合は直ちに病院を受診する必要があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2018
[3] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2021