猫のリンパ腫は、よく見られる悪性腫瘍の一つです。早期発見と適切な治療が、生存期間を大きく左右します。飼い主さんが知っておくべき重要な質問と回答をまとめました。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
猫が1日以上全く食欲がない場合、嘔吐が繰り返される場合、または脱水症状(皮膚の弾力低下、眼球の陥没)が見られる場合は、すぐに動物病院を受診してください。これはリンパ腫が悪化している可能性を示すことがあります。


| 項目 | 効果 | 副作用 | 治療期間 |
|---|---|---|---|
| 多剤併用療法(ビンクリスチン+プレドニゾロンなど) | 主に大細胞型に使用、予後は概ねガーデッド(guarded) | 嘔吐、下痢、好中球(白血球)減少 | 約25週間(6か月) |
| プレドニゾロン+クロラムブシル | 低グレード(小細胞)型で長期寛解が期待できます | 食欲低下、疲労 | 長期の経口維持(数か月以上) |
| 手術+化学療法 | 局所腫瘍の切除が可能 | 回復期間が長く、感染リスクあり | 複合的 |
治療の選択は、腫瘍の位置、進行度、猫の全体的な健康状態によって変わります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, Elsevier, 2023
[2] The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, Wiley-Blackwell, 2021
[3] 100 Top Consultations in Small Animal General Practice, Elsevier, 2022