猫の乾性角結膜炎(KCS)は、涙の不足により角膜が乾燥し、損傷を受ける疾患です。早期発見と適切なケアが重要です。



すぐに動物病院を受診すべきサイン
目がひどく赤くなり、涙が出なくなったり白っぽい・黄色い分泌物が増えたり、目を閉じたまま動かなくなっている場合は、すぐに動物病院を受診してください。これは角膜の損傷が深刻化していることを意味し、治療が遅れると視力低下を引き起こす可能性があります。



| 項目 | 治療方法 | 効果 | 使用上の注意 | 費用の水準 |
|---|---|---|---|---|
| 人工涙液 | 即時の保湿効果 | 毎日の使用が必要 | 保存剤を含む製品は頻繁な使用を避ける | 安価 |
| 免疫調節薬(例:シクロスポリン) | 涙液の産生を促す可能性 | 長期的な効果 | 処方箋が必要、副作用の可能性 | 中程度 |
| 抗炎症薬(例:プレドニゾロン) | 急性炎症の緩和 | 短期使用を推奨 | 長期使用時の副作用リスク | 安価 |
治療方法は猫の状態や原因に応じて獣医師が決定します。複合療法が必要な場合もあります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Esson, D.W. & Calvarese, S. (2022). Clinical Atlas of Canine and Feline Ophthalmic Disease, 2nd Ed. John Wiley & Sons, Inc.
[2] Hoskins, J.D. et al. (2021). Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. Elsevier Health Sciences.
[3] American College of Veterinary Ophthalmologists (ACVO). (2023). Guidelines for Diagnosis and Management of Keratoconjunctivitis Sicca in Cats.