猫の慢性腎臓病は、IRISの病期分類を用いることで病状の段階を正確に把握することができます。この基準を理解しておくことで、早期発見と適切な管理が可能になります。



| 項目 | クレアチニン値(mg/dL) | SDMA値(μg/dL) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Stage 1 | < 1.6 | < 18 | 機能低下の初期、症状なし |
| Stage 2 | 1.6–2.8 | 18–25 | 機能低下の進行中、一部の症状の可能性 |
| Stage 3 | 2.9–5.0 | 26–38 | 症状が現れる、食欲低下の可能性 |
| Stage 4 | > 5.0 | > 38 | 重度の機能低下、直ちに治療が必要 |
獣医師は定期検査による病期の確認を推奨します。病期ごとに管理戦略が変わります。(猫基準、IRIS CKD staging)
早期発見が命を救います
7歳以上の猫の場合は、1年に1回以上腎機能検査を受けることをおすすめします。早期段階(1〜2期)であれば、食事療法と薬物療法で病気の進行を遅らせることができます。



タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[3] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. (2022). Elsevier Health Sciences. Chapter 12: Renal Disease in Cats.