猫が数日間ご飯を食べないと、肝臓に脂肪がたまって脂肪肝になることがあります。症状、原因、治療法、そして家庭でのケア方法までお伝えします。


このような場合は、すぐに病院へお越しください。
猫が2日以上全く食べず、目や歯茎が黄色く見える場合は、すでに脂肪肝が進行している可能性が高いです。できるだけ早く動物病院を受診してください。脂肪肝は早期に治療を開始すれば予後が良好ですが、時間が経つにつれて肝不全のリスクが高まります。


予防が最善です。
猫の脂肪肝は予防できます。最も重要なのは、猫が突然食べなくなるような状況を作らないことです。引っ越し、新しい家族の加入、餌の変更など、ストレス要因があるときは、必ず食事量をチェックしてください。ダイエットが必要な肥満の猫でも、急激な食事制限は絶対に避けてください。減量は必ず獣医師と相談し、肝臓に負担がかからないよう段階的に計画・実施する必要があります。勝手に餌を急に減らしたり止めたりすると、かえって脂肪肝を引き起こす可能性があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] Center SA. Feline Hepatic Lipidosis. Veterinary Clinics of North America: Small Animal Practice, 2005;35(1):225-269
[2] Valtolina C, Favier RP. Feline Hepatic Lipidosis. Veterinary Clinics of North America: Small Animal Practice, 2017;47(3):683-702
[3] Armstrong PJ, Blanchard G. Hepatic Lipidosis in Cats. Veterinary Clinics of North America: Small Animal Practice, 2009;39(3):599-616
[4] Webb CB. Hepatic Lipidosis: Clinical Review Drawn from Collective Effort. Journal of Feline Medicine and Surgery, 2018;20(3):217-227