猫の喘息の主な症状、原因、診断方法から吸入器治療や家庭での環境管理法まで、ひと目でわかるようにまとめました。


このような場合は、すぐに動物病院へお越しください。
猫が口を開けて呼吸している(開口呼吸)、歯茎や舌が青紫色に変色している(チアノーゼ)、呼吸時に腹部が激しく動いている場合は、緊急事態です。酸素投与が必要になる可能性もありますので、一刻も早く動物病院を受診してください。


長期にわたるステロイド投与時の注意点
経口ステロイドを長期間使用すると、糖尿病や心不全などの副作用が生じる可能性があります。獣医学の教科書でも、この点に特に注意を払うよう強調されています。可能であれば吸入ステロイドへ切り替えるのが望ましく、飼い主が独断で薬を減量したり中止したりすることは絶対に避けてください。必ず獣医師と相談して、用量を適切に調整してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
シェア
[1] King LG (ed). Textbook of Respiratory Disease in Dogs and Cats, Saunders, 2004, Ch. 53 Feline Asthma
[2] Englar RE. The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases, 5M Publishing, Case 40 Feline Asthma
[3] Norkus CL (ed). Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed, CRC Press, Lower Airway Disease chapter
[4] Sharkey LC et al. Small Animal Cytologic Diagnosis Canine and Feline Disease, 2nd Ed, CRC Press, Respiratory Cytology chapter