犬の尿道閉塞は、尿道が詰まって尿が出なくなる緊急の疾患であり、迅速な対応が命を救います。主な原因には結石、炎症、腫瘍などがあります。



すぐに動物病院を受診が必要な緊急状態です。
犬が排尿しようとするものの尿が出なかったり、力んで苦痛そうな動作を繰り返したりする場合は、一刻も早く病院へ向かうべき緊急事態です。尿道閉塞が解消されず時間が経過すると、腎機能が損傷したり、電解質異常(高カリウム血症)により生命の危険が生じたりする可能性があります。自宅で様子を見ず、直ちに緊急診療のできる病院へお越しください。



再発の予防と、品種に応じた注意が必要です。
オスの犬はペニス骨(陰茎骨)があるため、結石が尿道に詰まりやすく、尿道閉塞のリスクが相対的に高くなります。品種によってできやすい結石の種類が異なることがあるので、わんちゃんに合った管理方法は獣医師にご相談ください。カテーテルの抜去後は無理な活動を避け、こまめな水分補給を心がけてあげましょう。再発を防ぐためにも、定期的な健康診断と尿検査をお勧めします。早期発見が回復につながります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Withrow, S.J. et al. (2020). Veterinary Surgical Oncology, 2nd Ed. Elsevier.
[2] Plumb's Drug Handbook for Dogs and Cats, 2023 Edition. Wiley-Blackwell.
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. BSAVA Publications.