犬の脂漏性皮膚炎は、皮膚の角質化と皮脂分泌の異常により、フケ・悪臭・脂っぽい皮膚が繰り返される慢性疾患です。原発性と続発性の原因の区別から薬用シャンプーによる治療、再発予防の管理法まで、重要なポイントだけをまとめました。


このような症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診してください。
次のいずれかに該当する場合は、早めに動物病院を受診してください。 • かきむしって皮膚が破れ、出血しているとき • 悪臭を伴い、黄色や緑色の分泌物が出ているとき • 目、耳、足元などへ皮膚の異常が急速に広がっているとき • 食欲低下、元気のなさ、体重減少が同時に見られるとき(ホルモン疾患の可能性あり) • 既存の治療を行っても2~3週間以内に改善が見られないとき


品種別の注意点 — この犬種はより細かく確認する必要があります
以下の犬種は、遺伝的に原発性脂漏性皮膚炎を発症しやすい傾向があるため、犬のうちから継続的なケアが必要です。 • コッカー・スパニエル・バセット・ハウンド: 耳の奥の皮膚も一緒にケアする必要があります • シーズー・ラサ・アプソ: 皮膚のしわの間に角質がたまりやすくなります • ジャーマン・シェパード: 背中や尾のあたりに皮膚炎が繰り返されることがあります 再発が頻繁な場合は、季節・食事・ストレスなどのトリガーを日記形式で記録すると、パターンを把握するのに役立ちます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Miller WH, Griffin CE, Campbell KL. Muller and Kirk's Small Animal Dermatology, 7th Ed. Elsevier, 2013.
[2] Noli C, Colombo S, Cornegliani L et al. BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. BSAVA, 2019.
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