子犬の基本的な予防接種スケジュールは生後6~8週から始まり、疾病予防において重要な役割を果たします。適切な時期と方法で接種を行うことで、安全かつ効果的な免疫が形成されます。



すぐに病院を受診する必要がある症状
ワクチン接種後に呼吸困難、全身の発疹、激しい嘔吐や下痢、意識レベルの低下が見られた場合は、すぐに動物病院へお越しください。これは重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)の可能性があります。迅速な対応が命を救うことになります。

| 項目 | 初回接種時期 | 追加接種時期 | 補充接種周期 |
|---|---|---|---|
| パルボウイルス(FPV) | 8週 | 12週、16週 | 1年後 |
| アデノウイルス(CAV-2) | 8週 | 12週、16週 | 1年後 |
| ジステンパー(CDV、犬ジステンパー) | 8週 | 12週、16週 | 1年後 |
| レイビーズ(Rabies、狂犬病) | 12週以降に1回 | — | 1年後 |
| ケンネルコフ(Bordetella) | 8週 | 12週 | 6ヶ月ごと |
接種の時期および周期は、個体、環境、リスクに応じて獣医師が決定します。必ず専門家の相談を受けてください。


犬種別の注意点と再発予防
小型犬はワクチン接種後の副作用リスクが高まる可能性があります。実際、体格が小さい犬ほど接種後の副作用発生率が高いことが報告されています。ただし、体格が小さいからといってワクチンの投与量を減らすことは医学的に適切ではなく、規定量のまま接種するのが原則です。接種前には体重と健康状態を精密に評価し、再発防止のためにも定期的な健康診断と接種記録の管理が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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