犬の肺血栓塞栓症は、血栓が肺動脈を塞いで呼吸困難を引き起こす重篤な疾患です。早期発見と適切な治療が生存率を左右します。



すぐに病院を受診する必要がある緊急時
犬が突然呼吸が苦しくなったり、倒れたり、唇が青ざめたりした場合は、すぐに病院へ連れて行ってください。重症の肺血栓塞栓症は、生命を脅かす低血圧や心停止を引き起こす可能性があり、予後が不確実なため、一刻も早く診察と治療を開始することが何より重要です。



再発の予防と品種別の注意点
心臓疾患や免疫介在性貧血など、血栓ができやすい基礎疾患がある犬は再発のリスクが高くなります。抗凝固剤を服用中は出血の恐れがあるため、鋭利な物や外傷には注意が必要です。獣医師と相談し、基礎疾患の管理を含む長期的なケア計画を立てることが重要です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Edition, 2021
[3] Veterinary Hematology and Clinical Chemistry, 3rd Edition, 2020