犬の肺水腫は、肺に液体がたまり呼吸困難を引き起こす緊急の疾患です。原因から診断、治療、家庭でのケアのポイントまでを一目で整理しました。


今すぐ緊急の動物病院へ連れて行くべきサイン
歯茎や舌が青白く变色したり、泡を混じせた咳をしたり、明らかに呼吸困難な状態であれば、直ちに24時間対応の動物病院へお越しください。搬送中は車内を涼しく保ち、犬をできるだけ落ち着かせてあげてください。決して自宅で独断で薬を飲ませたり処置したりしないでください。


小型犬や心臓疾患のあるワンちゃんのお飼い主さんは、より注意が必要です。
マルチーズ、チワワ、カバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ダックスフンドなど、僧帽弁疾患の発生率が高い品種は、肺水腫の再発リスクが高くなります。胸部X線検査と心エコー検査を定期的に受けておくことで、早期発見に役立ちます。心臓の薬を服用中の場合は、飼い主さんが独断で用量を変更せず、必ず獣医師にご相談ください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] King, L.G. (Ed.), Textbook of Respiratory Disease in Dogs and Cats, Saunders Elsevier, 2004
[2] Ware, W.A., Cardiovascular Disease in Small Animal Medicine, 2nd Ed., Manson Publishing, 2011
[3] Mazzaferro, E.M. (Ed.), Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed., Elsevier Saunders, 2022