犬の涙の過剰分泌や涙やけは、涙の分泌異常や目の構造上の問題によって引き起こされるよくある症状です。正確な原因の特定と適切なケアが重要です。



直ちに動物病院を受診すべきケース
涙が急に増えたり、目が赤くなったり、目をこすったり閉じたりする様子が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。これは角膜の損傷や深刻な感染症の兆候である可能性があります。特に涙が出ている方の目が光を嫌がったり、目を閉じたままの状態だったりすると、視力低下のリスクがあります。獣医師が直ちに検査を行い、原因を特定して治療を開始する必要があります。



犬種別の注意点と再発予防
プードル、シーズー、チワワなどの一部の犬種では、涙の過剰分泌や涙やけが比較的よく見られます。これらの犬種では、まぶたや目周辺の構造、涙の排出経路の特性が原因となる可能性があるため、定期的な健康チェックが必要です。治療後も涙が出やすくなる場合は再発する可能性があります。アレルギーや構造的な問題は、一度の治療で完結せず、継続的なケアが必要なことが多いため、獣医師と連携して長期的な管理計画を立て、症状の変化を細かく観察することが大切です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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