猫の心嚢滲出は、心臓の周囲に過剰な液体がたまり、心臓の機能を妨げる疾患であり、心嚢圧迫は命を脅かす緊急事態です。早期診断と適切な治療が重要です。



すぐに病院を受診する必要がある緊急のサイン
猫が突然息切れをしたり、口を開けて苦しそうに呼吸したり、急に倒れたり、脈が弱くて触りにくい場合は、心嚢圧迫の緊急症状である可能性があります。すぐに病院へ連れて行ってください。遅れると低血圧やショックを起こし、命の危険があることがあります。



再発の予防と品種に関する注意点
心嚢滲出は穿刺治療後も液体が再蓄積する再発が多く、特に腫瘍が原因の場合は再発の可能性が高いです。また、猫ではうっ血性心不全などの基礎心疾患がある場合に心嚢滲出を伴うことがあります。定期的な心臓検査が重要で、液体が再蓄積した場合は直ちに動物病院を受診してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition, 2020
[2] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed, 2018
[3] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2019