犬のてんかん発作は、脳の異常な電気信号により、突然の痙攣や意識消失が現れる神経系の症状です。発作の種類、原因、診断、治療法、そして家庭でのケアのポイントを一度にまとめました。


今すぐ救急病院へ連れて行くべき状況
以下のいずれかに該当する場合は、一刻も早く24時間対応の動物病院の救急外来へお越しください。 • 発作が5分以上止まらない場合(持続発作) • 24時間以内に2回以上発作が繰り返される場合(クラスター発作) • 発作後、30分経過しても意識が戻らない場合 • 発作中に呼吸が止まったり、歯ぐきや唇が青ざめたりする場合 持続発作やクラスター発作は、脳障害や死亡につながる可能性のある緊急事態です。


犬種別の注意点と再発防止のコツ
ボーダー・コリー、ラブラドール・レトリバー、ビーグル、ゴールデン・レトリバー、ダックスフンドは、特発性てんかんの遺伝的リスクが高い犬種です。これらの犬種で生後6ヶ月から6歳の間で初めて発作が現れた場合は、必ず神経内科専門の獣医師の診察を受けてください。 再発を防ぐために、睡眠不足、過度な興奮、強いストレスを避けましょう。一部の犬では、特定の音や光が発作の引き金になることもあります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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