犬の門脈高血圧は、肝機能の異常に伴う血圧上昇の状態であり、目・心臓・腎臓などの標的臓器に損傷を引き起こす可能性があります。早期発見と適切な管理が重要です。



すぐに動物病院を受診する必要がある緊急のサイン
犬が突然意識を失ったり、けいれんを起こしたり、激しい嘔吐や血便を繰り返す場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。これは肝性脳症や内出血の兆候である可能性があります。



特定の品種はより注意が必要です。
一部の犬種は肝臓疾患に対して遺伝的な素因があるため、より注意が必要です。例えば、ドーベルマンでは自己免疫性慢性肝炎との関連が報告されており、犬では遺伝性肝線維症が門脈高血圧症を引き起こす可能性があります。家族歴がある場合や肝機能値が高い場合は、定期的な健康診断と健康管理が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, 2020
[2] Notes on Canine Internal Medicine, 4th Ed, 2019
[3] Textbook of Cardiovascular Medicine in Dogs and Cats, 2021