犬の食事の選び方は、ドライフード、ウェットフード、生食のどれが適しているかによって健康に大きな影響を与えます。それぞれの食事形態のリスクや症状、診断および管理方法について総合的に解説します。



すぐに動物病院を受診が必要な状況
犬が、食事の内容により激しい下痢や嘔吐、血便、強い元気のなさ、呼吸困難などの症状を示す場合は、直ちに動物病院を受診してください。これらは、深刻な感染症や臓器損傷の兆候である可能性があります。特に生肉を与えている場合は、細菌感染症のリスクが高いため、早期の対応が不可欠です。



生食の与え方の注意点と、品種別の留意点
生食は、特に犬、シニア犬、免疫力が低下している犬では細菌感染症のリスクが高まる可能性があります。また、一部の犬種では長期的に栄養バランスの偏った食事を与えると骨格の問題や栄養欠乏症を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。獣医師と相談せずに生食を与えないよう心がけ、定期的な健康診断で栄養状態をチェックしましょう。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Dog Care Handbook, Things I Wish My Vet Had Told Me, 2024
[2] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed, 2018
[3] Morelli G et al., Raw meat-based diets for dogs: survey of owners’ motivations, attitudes and practices, BMC Veterinary Research, 2019