犬のジアルジア症は、寄生虫による腸内感染症で、下痢、腹痛、体重減少などの症状が現れる病気です。早期の診断と適切な治療が重要です。



下痢や体重減少が3日以上続いている場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
犬が3日以上下痢が続く場合や体重減少が見られる場合は、ジアルジア感染症を疑う必要があります。この時期は脱水症状や栄養不良が急速に進行する可能性があるため、速やかに獣医師に相談し、新鮮な糞便を用いた糞便検査を受けることが重要です。早期診断を行わず放置すると慢性下痢に移行する恐れがあるため、十分な注意が必要です。



多頭飼いの場合は、感染の拡大を防ぐために隔離管理が必要です。
犬がジアルジアに感染した場合は、他の犬との接触を最小限に抑え、別室で管理する必要があります。食器や水入れ、寝床は必ず個別に使用し、手洗いや手袋の着用などの基本的な衛生対策を徹底してください。感染が拡大すると、家族全体の健康に影響を及ぼす可能性があります。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
| 項目 | 主な症状 | 対処法 | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 軽度・間欠的な下痢、脂肪便 | 衛生管理の強化、獣医師への相談 | 継続的な観察が必要 |
| 中等度 | 持続的な下痢、体重減少 | 獣医師の診療、薬物治療の開始 | 多頭飼育の家庭では隔離が必要 |
| 重度 | ひどい脱水、無気力、著しい体重減少 | 直ちに病院を受診、輸液治療が必要 | 感染の拡大防止に注意 |
症状が悪化した場合は、直ちに病院を受診することが必須です。
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[1] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 9th Edition, 2022
[2] American Veterinary Medical Association. (2021). Giardia in Dogs: Diagnosis and Management. AVMA Guidelines.
[3] Gookin, J.L. et al. (2018). Canine Giardia: A Review of Pathogenesis, Diagnosis, and Treatment. Veterinary Parasitology, 255, 1–12.