猫の慢性鼻炎は、3週間以上持続する鼻汁や呼吸困難を伴う疾患であり、感染症、アレルギー、腫瘍など様々な原因が考えられます。正確な診断と早期の管理が症状緩和の鍵となります。



すぐに病院を受診する必要がある場合
鼻からの分泌物が膿性になったり、呼吸困難がひどくなって口で呼吸をするようになったり、体重が急激に減ったり、食欲が完全に失われたりする場合は、すぐに獣医師にご相談ください。これらは、深刻な感染症や腫瘍の兆候である可能性があります。



品種別の注意点と再発予防
品種別では、一部の真菌性(クリプトコッカス)鼻炎の研究において、オスとシャム猫でより頻繁に報告されています。また、特発性慢性鼻炎は完治が難しい場合が多く、免疫力が低下すると症状が再発する可能性があります。定期的な検診と環境管理は、症状の頻度と重症度を軽減するのに役立ちます。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Feline Emergency and Critical Care Medicine, 2nd Ed. (2015). Elsevier Saunders.
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. (2019). Elsevier.
[3] BSAVA Manual of Canine and Feline Dermatology, 4th Ed. (2013). BSAVA Publications.