猫の鉤虫は小腸に寄生し、貧血や下痢を引き起こす寄生虫疾患です。早期の診断と適切な治療が重要です。



すぐに動物病院を受診が必要な場合
猫に強い倦怠感、唇の蒼白、持続的な下痢、または黒色便が見られる場合は、直ちに動物病院を受診してください。これらは重度の貧血や内出血の兆候である可能性があります。特に猫や体力の弱い猫の場合、早期の治療が命を救うことになります。



品種別の注意点と再発予防
鉤虫が特定の猫の品種に特に感染しやすいという明確な根拠はありません。どの品種でも汚染された環境にさらされると感染する可能性があります。ただし、猫や免疫力が低下している猫では症状がより顕著に現れ、重症化することがあるため、早期の予防と定期的な健康診断が重要です。また、駆虫剤を定期的に投与しないと、環境中に残存する幼虫によって再感染するリスクが高まります。定期的な健康診断と予防的な投与が不可欠です。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] The Cat, Clinical Medicine and Management, 2nd Edition. Elsevier, 2017.
[2] Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed. Elsevier, 2020.
[3] Small Animal Critical Care Medicine, 3rd Ed. Elsevier, 2019.